会津若松商工会議所戊辰150周年記念 司馬遼太郎顕彰事業菜の花忌「献花祭」
~会津の歴史見つめ直す~
真の会津の歴史を記した作家の故・司馬遼太郎氏をしのぶ献花祭を2月12日、戊辰150周年を記念し、当所主催により開催。
当日は鶴ヶ城三の丸「司馬遼太郎文学碑」前にて宮森泰弘同文学碑実行委員長と会津松平家十四代当主の松平保久氏、渋川恵男当所会頭らが献花した。
その後、香寿庵にて約25名の出席によりセレモニーを開催。
はじめに宮森委員長が「戊辰150年を機に歴史を見つめ直し、全国の人に会津の真の姿を発信したい」とあいさつ。続いて、菅家一郎、小熊慎司両衆議院議員、室井照平会津若松市長が祝辞を述べた。
その後、宮森委員長と松平氏が司馬氏の遺影に献花した。
セレモニーの中で、松平氏が「鶴ヶ城開城と容保公」と題して講話。戊辰戦争の会津戦終結時に容保公が記した降伏文書の内容などを紹介した。
「司馬遼太郎文学碑」は司馬氏の作品を記した銅板を高さ1.4メートル、幅2.7メートルの磐梯石に取り付けている。碑文は、随筆「歴史を紀行する」と、幕末の会津藩主松平容保公を描いた歴史小説「王城の護衛者」の一節で、平成25年11月に建立した。
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